運営者情報

運営者名 

白衣大好き建設員 (イラストはgoogle geminiによる生成)

経歴   

某化学系大学院修士課程卒。

(社畜の始まり) 研究、開発、評価の各主担当

(ナマケモノのため新規スキル取得、向上を怠る)

(リストラ)   建築業に業種替え 品保、現場監督(代理)

(記録更新)   🚩月間残業200時間越え(全証拠がないため労基には証拠分のみ)🚩

         →身体が動きにくくなる、ミス多し、消えたくなる

(うつ病発症)  個人的には病院の初診日より2か月ほど前には中程度うつ病まで

         悪化していたと思っています。

         

ブログのご紹介

長時間勤務により労災を発症したと思っていますので、うつ病の労災認定を申請しました。

ところが申請するにあたって、よくわからないこと、裏切られたこと、助けてくれた人などうつ病の精神状態に影響のあることが多数ありました。申請作業はうつ病の心身としては辛かったのですが、助けてくれた人のおかげで無事提出することができました。

そこで提出までの作業の中で、助かったと思ったことを中心にまとめようとしています。ご参考になればよいかなと祈願します。

私の場合、予兆が3回ありました。

1回目は会社の同僚から「うつ病じゃないのか?医者いったら?」と言われたことでした。うつ病という言葉を始めて意識しました。

2回目はその数か月後のことで、変な買い物をしたとき、自分の考え方が極端に狭くなっていると感じ、自分はなんか変なのかもと自覚しました。でもうつ病だとは全く思っていませんでした。

3回目は、その更に数か月後で、車を運転していた時に「このまま前のトラックに突っ込んで消えてしまいたい」と思わずぽろっとつぶやいたとき、言葉をこぼした自分でもびっくりしたことがありました。この予兆は流石に自分でも無視できず、うつ病で動けなくなった時に備える準備を始めるきっかけになりました。この準備が後から証拠収集する時に役立ちます。

本来なら、このあたりで逃げるべきでしたが、社会生活上逃げれる状況でもありませんでした。あまりにも忙しくて、月間200時間以上残業の記録を打ち立てたのはこの時期です。

逃げなかった理由は他にもあり、うつ病を舐めていました。休養を取れば治る病気だと勘違いしており、うつ病は脳の病気で、想像以上に深刻な病気だとは知りませんでした。

勘違いといえば、残業時間についても会社でいうところの残業時間と似たようなものと思っていました。会社の残業時間と労基でいうところの残業時間は全く違うものと思います。

例えば、残業時間に手待ち時間が含まれる場合、残業代の支払いとしては拘束時間として残業時間の対象になる場合があると思いますが、労災の残業時間は、単に車内等で待っている等労働強度が弱い場合残業時間の対象外になるかもしれません。(パンフレットの※に書いてある)

この残業時間の認識のズレが精神疾患による労災認定の認定率の低さの一因だと思いました。如何に労働強度のある残業をおこなったか主張することが大事だと思いましたが、すでに遅し。知っていれば、詳細なスケジュール表、または詳細な日記をつけていました。手書きの日記は会社から反論のしようがなく、自分が主張できる最大の証拠の1つになりうると思います。

うつ病の労災認定は①厳しい認定基準をクリア②残業をしていた証拠が必要だと思います。業務委託していた社労士さんが労基の署員に「なんで認定が厳しいの」と聞いたことがあるようで、「認定基準を満たしていないから」と返事があったとのことです。証拠があっても認定基準を満たさないからという意味だと思います。(証拠がないから認定基準を満たさないも含みます)

このあたりをはっきりしたくて、主に士業の方のHPやYouTubeを拝見してたのですが、「こんな証拠をもってきてください」とは言わず、「証拠となりそうなものは何でも持ってきてください」「ご相談ください」としか言ってもらえません。

これは労災認定の要件が人の判断を含むことがあり、流石の士業の方も「どのような証拠が決め手となる」と断言できず、「何が役にたつのかわからない」からと思います。例えば先ほどの待ち時間か、休憩時間の判断にしても最終的には労基の判断になると思います。

私は日記(その日行ったところのまとめ)を提出しましたが、委託した社労士さんからは「これでは手待ち時間、休憩時間かはわからない」と言われてしまいました。でも、「何が役立つかわからない」ということで、労基への提出書類には含めてもらいました。

労基の提出は終わったので、労災認定の申請の結果とその後一連の作業はご紹介できると思います。何かのご参考にしていただければ幸いです。

             2025.11.吉日 白衣大好き建設作業員

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