昨日はまたしても を繰り返す

なんじゃろ

一日中寝込んでしまった(2025.12.16)

昨日、一昨日のような感じで再度寝込んでしまった。

体調が悪いのは何故だろう。

再就職に向けて張り切っているのがダメなのだろうか?

2年前に戻ったように気力が涌かない。

4毒を信じる(2025.12.17)

YouTubeでこういう考え方が紹介されている。

 鬱、適応障害、パニック障害も四毒が原因 ストレスは原因ではなく「きっかけ」だった

  吉野敏明チャンネル~日本の病を治す~ @yoshinodo

考えてみれば、ここしばらくの食事はお好み焼き、うどん、ラーメン、パスタ、パン、食パン、ハンバーガーで、小麦(グルテン)ばっかりだった。

しばらくお米を中心に食事を見直そう。

TNFαが増えるとうつ病になりやすいとのことだ。グルテンがあるとTNFαが働らかなくなるらしい。

ちなみに直接は関係ないが、「うつ病における脳内炎症の役割の一端を解明」があったので下にメモをする。

「うつ病における脳内炎症の役割の一端を解明」

神戸大学医学研究科の古屋敷智之教授、北岡志保助教らの研究グループは、京都大学医学研究科の成宮周特任教授らとの共同研究により、ストレスによる抑うつの誘導に自然免疫系による脳内炎症が重要であることを発見しました。本研究成果は、うつ病の病態に脳内炎症による神経細胞の機能変化が重要であることを示唆しており、自然免疫分子を標的とした新たな抗うつ薬の開発につながる可能性を提示しています。この研究成果は、7月20日(日本時間)に米国学術雑誌「Neuron」にオンライン掲載される予定です。

ポイント

  • うつ病と炎症との関連が示唆されてきたが、因果関係には不明な点が多かった。
  • うつ病の動物モデルである反復社会挫折ストレスモデルを用い、このストレスが自然免疫受容体であるTLR2/4を介して内側前頭前皮質用語説明1の炎症担当細胞であるミクログリア用語説明2を活性化し、炎症性サイトカイン用語説明3であるIL-1αとTNFαの発現を介して、内側前頭前皮質の神経細胞の応答性減弱や萎縮、うつ様行動を誘導することを発見した。
  • 本研究成果は、うつ病の病態に脳内炎症による内側前頭前皮質の神経細胞の機能変化が重要であることを示唆しており、自然免疫分子を標的とした新たな抗うつ薬の開発につながる可能性を提示している。

掲載雑誌

Neuron(ニューロン)

論文

タイトル“Innate immune receptors TLR2/4 mediate repeated social defeat stress-induced social avoidance through prefrontal microglial activation

”著者Xiang Nie, Shiho Kitaoka, Kohei Tanaka, Eri Segi-Nishida, Yuki Imoto, Atsubumi Ogawa, Fumitake Nakano, Ayaka Tomohiro, Kazuki Nakayama, Masayuki Taniguchi, Yuko Mimori-Kiyosue, Akira Kakizuka, Shuh Narumiya & Tomoyuki Furuyashiki

用語説明

1.内側前頭前皮質前頭前皮質とは脳の前頭葉の前部の領域であり、内側前頭前皮質とは前頭前皮質の内側面の領域を指します。側坐核、扁桃体、海馬など他の脳領域と連絡して、状況に応じた感情の制御を可能にしています。マウスの内側前頭前皮質では、反復社会挫折ストレスモデルにより神経細胞の萎縮が起こりますが、それに相当するヒトの脳領域では、うつ病に伴い体積の減少や活動異常が起こることが報告されています。

2.ミクログリア脳内に存在するグリア細胞の一種であり、脳内の主たる免疫担当細胞です。炎症性サイトカイン用語説明3の放出や貪食機能を通じて、脳内の組織恒常性維持や脳疾患の病態に深く関わります。

3.炎症性サイトカインサイトカインとは細胞間のシグナリングを担う蛋白質の総称です。その中でTNFα、IL-1、IL-6など炎症を促進する働きを持つものを炎症性サイトカインと呼びます。

4.慢性炎症性疾患炎症とは感染や損傷など組織の異常に対する適応応答であり、血管透過性亢進、疼痛、発熱、腫脹といった特徴的な症状を示します。炎症は本来一過性ですが、何らかの理由で炎症が遷延した状態を慢性炎症と呼び、進行性の組織破壊や組織再構築を引き起こします。慢性炎症が関わる疾患を慢性炎症性疾患と称し、粥状大動脈硬化、リウマチ性関節炎、悪性腫瘍、神経変性疾患などが含まれます。

5.反復社会挫折ストレスモデル反復社会挫折ストレスモデルでは、実験対象の雄マウスを体格が優位で攻撃性の強い雄マウスに一日10分間10日間連続で暴露し、ストレスを与えます。この反復ストレスにより、新規マウスへの社会行動を示さなくなる社会忌避行動などのうつ様行動や、高所や明所での不安様行動の亢進が誘導されます。これらの行動変化はストレス終了後も数週間にわたり持続しますが、イミプラミンやSSRIなどの抗うつ薬の反復投与により消失します。このことから、反復社会挫折モデルはマウスのうつ病モデルの一つと提唱されています。

6.S100a8/a9S100タンパク質は二つのEF-handというモチーフを持つカルシウム結合タンパク質です。S100A8とS100A9は共にS100タンパク質ファミリーのメンバーであり、ヘテロ二量体を形成します。細胞内での機能に加え、細胞の損傷に伴い細胞外に放出されてTLR4用語説明8など自然免疫受容体用語説明7に結合します。また、S100A8/A9はTLR2用語説明8の機能にも関与することから、TLR2への結合も推測されています。

7.自然免疫受容体自然免疫とは、侵入してきた外来微生物により速やかに誘導される生得的な生体防御機構です。自然免疫受容体とは、自然免疫のために外来微生物の持つ分子パターンを認識するパターン認識受容体の総称であり、その活性化は炎症や免疫応答を惹起します。

8.Toll様受容体(Toll-like receptor; TLR)TLRは自然免疫受容体の代表的な受容体であり、ほとんどの哺乳動物でTLR2やTLR4など10種類以上のアイソフォームが存在しています。各アイソフォームが、細菌表面のリポ多糖、リポタンパク質、フラジェリン、ウイルスの二本鎖RNAなど特異的な分子パターンにより活性化され、炎症や免疫応答を惹起します


引用:プレスリリース 神戸大学 日本医療研究開発機構

※Wikipedia.TNFの役割と応答

TNFは、細胞生存、アポトーシス、炎症反応、細胞分化において重要な役割を果たす多機能なサイトカインです。主にTNF-αとTNF-βの2種類があり、これらはマクロファージや免疫細胞によって産生されます。TNFは、細胞表面の受容体(TNFR1とTNFR2)を介して細胞に信号を送り、炎症や感染症の応答を引き起こします。 
TNFの過剰な産生は、いくつかの炎症性疾患で重要な役割を果たしており、これらの疾患の治療にはTNF阻害薬がよく使用されます。 

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